俳句 8月号

発売日:
2017年7月25日

特別定価:
1080円(税込8%)

編集長:
白井奈津子

大特集「感動の焦点を一句に〜一物仕立ての俳句〜」/反戦特集「平和の礎となった俳句」/シリーズ連載「宇多喜代子の『今、会いたい人』」ゲスト:足立洌さん(丹波竜第一発見者)/創刊65周年企画「忘れられない師の一句」/付録 俳句手帖〈秋〉

今月のトピックス

●大特集 感動の焦点を一句に 〜 一物仕立ての俳句 〜

俳句でよく耳にする技法に「一物仕立て」と「取り合わせ」があります。「一物仕立て」は「取り合わせ」に比べて季語の説明に陥りやすく敬遠されがちですが、思いを物に語らせる俳句の醍醐味とも言えるでしょう。本特集では一物仕立ての名句を鑑賞しながら、その魅力に迫ります。仁平勝氏の総論は、「一物仕立て=一句一章」という誤解に真っ向から切り込み、実作者必読です!

●反戦特集 平和の礎となった俳句

戦後72年にわたり、無数の俳句たちが平和の礎となり、現代社会をつくってきました。人それぞれ平和を感じる俳句は異なりますが、本企画では悲しみや喪失感を静かに物に託した句、自然の豊かさ、命の輝き、変わらぬ日常のありがたさを詠んだ句などを取り上げ、俳句のもつ力や後世に伝えてゆくべき作品にスポットライトをあてます。

●宇多喜代子の「今、会いたい人」
 「丹波竜のいた時代」ゲスト:足立洌(丹波竜第一発見者)

「丹波竜」は兵庫県丹波市で発見された、国内最大級の恐竜化石。発見した足立洌氏と村上茂氏は、小動物の化石採集中に偶然恐竜の化石に出会ったといいます。一見何もない岩場からいのちの痕跡を見つけるのは、俳句にも通じるロマン溢れる作業――。今号の「宇多喜代子の今、会いたい人」では足立氏をゲストに、恐竜時代にタイムスリップします!
今月の内容

大特集 感動の焦点を一句に〜一物仕立ての俳句〜

●総論 一物仕立ての醍醐味
●テーマ別 一物仕立ての名句
(1)時候 (2)天文 (3)地理 (4)生活 (5)行事 (6)動物 (7)植物
●私と一物仕立ての俳句
〈執筆陣〉仁平 勝
三村純也/高田正子/松尾隆信/山尾玉藻/中岡毅雄/相子智恵/広渡敬雄
二ノ宮一雄/山咲一星/山崎千枝子/小島 健/長島衣伊子/山田佳乃


反戦特集 平和の礎となった俳句

●エッセイ
●平和の礎となった名句88
●平和の一句
〈執筆陣〉深見けん二/関 悦史
今瀬一博/杉浦圭祐
雨宮抱星/遠山陽子/山田春生/鈴木 明/岩淵喜代子/和田順子/太田土男


シリーズ 宇多喜代子の「今、会いたい人」

丹波竜のいた時代 ゲスト:足立 洌(丹波竜第一発見者) 聞き手:宇多喜代子


創刊65周年企画 忘れられない師の一句

〈執筆陣〉小倉英男/千田一路/藤木子/鈴木節子/名和未知男/宮地英子/岸原清行/小河洋二/鈴木八洲彦/田島和生/佐藤麻績/高崎公久/塩野谷 仁/小路智壽子/伊藤政美/中村正幸/西池冬扇/嶋田麻紀/布川直幸/江崎紀和子/和田華凜/日下野由季


特別企画 山会――明治から続く写生文の鍛錬会

稲畑汀子/辻原 登/藤沢 周/長谷川 櫂


《日本の俳人100》

武藤紀子句集『冬干潟』 新作7句 「鳳蝶」/俳句とわたし/自選20句抄……武藤紀子
武藤紀子の人と作品……坂口昌弘
一句鑑賞……藤原龍一郎・大島雄作・田島健一・西村麒麟


充実の作品と好評連載!

●特別作品50句……有馬朗人
●特別作品21句……大石悦子/山西雅子
●作品16句……対馬康子/木暮陶句郎/照井 翠
●作品8句……保坂リエ/宮田正和/堤 信彦/佐久間慧子/高橋洋一/本井 英/白濱一羊
●作品12句……水田むつみ/坂本宮尾/山崎十生/渡辺誠一郎/藺草慶子/上田日差子


好評連載!

●弘美の名句発掘……井上弘美
●俳句旅枕 「釜石(1)」……渡辺誠一郎
●男のドラマ 女のドラマ……榮 猿丸
●虚子式・俳句上達法! 埋字で学ぶ五・七・五……岸本尚毅
●名言のウラ側(加藤楸邨)……岩井英雅
●宇宙歳時記……布施哲治
●現代俳句時評……外山一機
●今月の気になる季語……内田春菊
●合評鼎談……片山由美子・曾根 毅・池田瑠那
平成俳壇[題詠][雑詠]発表!

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次号予告

9月号 8/25(金)発売

次号は、大特集「季語の本意(秋編)」を予定。ほか、特別企画「もうひとつの芭蕉像」、小澤實さんと小川軽舟さんによる対談「俳句と暮らす、俳句に潜る」や、岐阜刑務所講座をレポートした特別寄稿「限られた世界の詩」など豊富なラインナップ!

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