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角川文化振興財団主催

第5回「城山三郎賞」受賞作決定!

2018年10月31日(水)、第5回城山三郎賞の選考委員会を、東京・新宿の小田急ホテルセンチュリー「ほり川」において行い、下記のとおり授賞作を決定しましたのでお知らせいたします。


 ●第5回 城山三郎賞

 安田峰俊 氏『八九六四─ 「天安門事件」は再び起きるか』(KADOKAWA刊) 

選評, 受賞のことば >

 

【受賞者略歴】

安田峰俊(やすだ みねとし)氏

1982年、滋賀県生まれ。ルポライター。立命館大学人文科学研究所客員研究員。立命館大学文学部(東洋史学専攻)卒業後、広島大学大学院文学研究科修士課程修了。当時の専攻は中国近現代史。一般企業勤務を経た後、運営していたブログを見出されて著述業に。現代社会に鋭く切り込む論を、中国やアジア圏を題材に展開している。

著書に『和僑』『境界の民』(KADOKAWA)、『野心 郭台銘伝』(プレジデント社)、『知中論』(星海社新書)、編訳書に『「暗黒・中国」からの脱出』(顔伯釣著/文春新書)などがある。

 

●第5回 城山三郎賞 最終候補作品(著者50音順)

角幡唯介氏『極夜行』(文藝春秋刊)

服部正法氏『ジハード大陸─「テロ最前線」のアフリカを行く』(白水社刊)

松本創氏『軌道─福知山線脱線事故 JR西日本を変えた闘い』(東洋経済新報社刊)

安田峰俊氏『八九六四─「天安門事件」は再び起きるか』(KADOKAWA刊)

城山三郎賞とは

戦後経済小説の祖でありながら、歴史小説、戦記小説、随筆などにも筆を揮われ、数多くの名作を遺された城山三郎氏。作中の様々な人物像を通して、組織と個人という問題を始め、人間の在り方を深く追究してこられた城山氏の思想は、文学界のみならず政財界でも高い評価と広い尊敬を集めております。
「城山三郎賞」は、城山氏が貫いた精神を受け継ぎ、小説、評論、ノンフィクションを問わず、いかなる境遇、状況にあっても個として懸命に生きる人物像を描いた作品、あるいはそうした方々が著者である作品を顕彰するために、2014年度から新たに創設したものです。

選考対象

前年の6月1日から翌5月31日までに刊行された、上記のコンセプトに当てはまる日本語で書かれた書籍(小説、評論、ノンフィクションを問いません)を対象とします。

表彰

賞状・記念品ならびに副賞100万円。
授賞作の決定・発表は10月、賞の贈呈式と祝賀会は、12月に角川源義賞、角川財団学芸賞と同時開催いたします。

選考委員※五十音順

魚住 昭ノンフィクション作家
片山 善博慶應義塾大学教授
斎藤美奈子文芸評論家

受賞者一覧

第1回(平成26年)

『天、共に在り─アフガニスタン三十年の闘い』中村 哲(NHK出版刊)
『教誨師』堀川惠子(講談社刊)

第2回(平成27年)

『ニッポンの裁判』瀬木比呂志(講談社刊)

第3回(平成28年)

『増補版 1★9★3★7(イクミナ)』辺見 庸(河出書房新社刊)
『亡国記』北野 慶(現代書館刊)

第4回(平成29年)

該当作なし

第5回(平成30年)

『八九六四─「天安門事件」は再び起きるか』安田峰俊(KADOKAWA刊)