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角川文化振興財団主催

第6回「城山三郎賞」受賞作決定!

2019年10月28日(月)、第6回城山三郎賞の選考委員会を、東京・飯田橋の「かぐら坂 志満金」において行い、下記のとおり授賞作を決定しましたのでお知らせいたします。

 

第6回 城山三郎賞

 佐々木実 氏『資本主義と闘った男 ─宇沢弘文と経済学の世界』(講談社刊) 

 

 

【受賞者略歴】

佐々木実(ささき みのる)氏

1966年、大阪府生まれ。91年、大阪大学経済学部卒業後、日本経済新聞社に入社。東京本社経済部、名古屋支社に勤務。95年に退社し、フリーランスのジャーナリストとして活動している。2013年に初の著書『市場と権力―「改革」に憑かれた経済学者の肖像』(講談社刊)で、第45回大宅壮一ノンフィクション賞・第12回新潮ドキュメント賞をダブル受賞。

 

●第6回 城山三郎賞 最終候補作品(著者50音順)

井上義和 氏『未来の戦争に向き合うためのノート』(創元社刊)

佐々木実 氏『資本主義と闘った男 宇沢弘文と経済学の世界』(講談社刊)

森    功 氏『官邸官僚 安倍一強を支えた側近政治の罪』(文藝春秋刊)

安田浩一 氏『団地と移民 課題最先端「空間」の闘い』(KADOKAWA刊)

城山三郎賞とは

戦後経済小説の祖でありながら、歴史小説、戦記小説、随筆などにも筆を揮われ、数多くの名作を遺された城山三郎氏。作中の様々な人物像を通して、組織と個人という問題を始め、人間の在り方を深く追究してこられた城山氏の思想は、文学界のみならず政財界でも高い評価と広い尊敬を集めております。
「城山三郎賞」は、城山氏が貫いた精神を受け継ぎ、小説、評論、ノンフィクションを問わず、いかなる境遇、状況にあっても個として懸命に生きる人物像を描いた作品、あるいはそうした方々が著者である作品を顕彰するために、2014年度から新たに創設したものです。

選考対象

前年の6月1日から翌5月31日までに刊行された、上記のコンセプトに当てはまる日本語で書かれた書籍(小説、評論、ノンフィクションを問いません)を対象とします。

表彰

賞状・記念品ならびに副賞100万円。
授賞作の決定・発表は10月、賞の贈呈式と祝賀会は、12月に角川源義賞、角川財団学芸賞と同時開催いたします。

選考委員※五十音順

魚住 昭ノンフィクション作家
片山 善博慶應義塾大学教授
斎藤美奈子文芸評論家

受賞者一覧

第1回(平成26年)

『天、共に在り─アフガニスタン三十年の闘い』中村 哲(NHK出版刊)
『教誨師』堀川惠子(講談社刊)

第2回(平成27年)

『ニッポンの裁判』瀬木比呂志(講談社刊)

第3回(平成28年)

『増補版 1★9★3★7(イクミナ)』辺見 庸(河出書房新社刊)
『亡国記』北野 慶(現代書館刊)

第4回(平成29年)

該当作なし

第5回(平成30年)

『八九六四─「天安門事件」は再び起きるか』安田峰俊(KADOKAWA刊)

第6回(平成31年)

『資本主義と闘った男─宇沢弘文と経済学の世界』佐々木 実(講談社刊)